みなさんこんにちは! けんたろうです。
今回は国民年金保険料を支払うのに
一番お得になる支払い方法について説明いたします。
目次
国民年金保険料はどのように支払うと
一番お得なのか?
いきなり結論から申し上げますと、国民年金保険料の支払いにポイント還元のあるクレジットカードで2年前納をすると前納割引+ポイント還元でWでお得になります!
どういうことなのか説明いたします。
国民年金保険料は1か月分ずつ支払うこともできますが、まとめて前払いすると割引きがあり、「2年前納」>「1年前納」>「半年前納」の順で割引額が高くなっています。
また納付方法でも割引額が異なり、通常は「口座引き落とし」>「クレカ払い」=「現金払い」となっています。
例えば令和2年度の保険料で計算すると以下の通り。
現金払い | クレカ払い | 口座振替 | |
---|---|---|---|
半年前納 | 98,430円 (810円) | 98,430円 (810円) | 98,110円 (1,130円) |
1年前納 | 194,960円 (3,520円) | 194,960円 (3,520円) | 194,320円 (4,160円) |
2年前納 | 383,210円 (14,590円) | 383,210円 (14,590円) | 381,960円 (15,840円) |
()内は割引額
この表で比較すると口座振替の2年前納が一番お得と言えます。
ところがクレジットカードで支払ってポイント還元を受けると話が違ってきます!
例えば楽天カードで2年前納をするとポイントが3,810円付くので、14,590円の割引+3,810円のポイントで合計18,400円のお得となります。
一方の口座振替は2年前納で15,840円の割引だから、楽天カード払いの方が2,560円もお得ということになります。
楽天Edy機能付きカードなら貯めたポイントをチャージして、コンビニなどの支払いに使うことができるので使い勝手の良さについても申し分ナシ!
国民年金保険料をクレカ払いに変更する手続き方法
クレジットカードでの前納手続きは2月末日までに
申し込みが必要です!
(現金納付の場合は3月末日まで)
1.支払いに使えるクレジットカード
現在、国民年金保険料の支払に使用できるクレジットカードは楽天カード以外にも下記の物があります。
※国民年金保険料の支払いをした金額に対してポイントが付くかどうかは、各クレジット会社にお問い合わせください。
2.クレジットカード払いの手続き方法
国民年金保険料をクレジットカード払いに変更するときは「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を住所地管轄の年金事務所に郵送するか窓口に提出します。
「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」1枚の提出でクレジットカード払いの申し込みと前納の申し込みができます。
申出書には「マイナンバー(個人番号)」か「基礎年金番号」を記入。
「マイナンバー(個人番号)」を記入する場合は「マイナンバー通知書の表面のコピー」+「顔写真付き身分証明のコピー(免許証など)」、もしくは「マイナンバーカード両面のコピー」の添付が必要。
*カード名義人が本人か配偶者以外の場合は併せて「国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書(被保険者とカード名義人が異なる場合)」の提出が必要。
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手続き後の流れ
パターン①
手続きが完了すると「国民年金保険料クレジットカード納付のお知らせ」と「国民年金保険料クレジットカード納付額通知書」が一緒になったハガキが届きます。
このハガキで何月分の保険料がいつにいくら立替納付されるのか分かるようになっています。
ただし、カード会社への支払い日はカード会社ごとに違うので要確認!
パターン②
もし何らかの理由で手続きが完了しなかった場合は「クレジットカード有効性確認結果のお知らせ」が届きます。
こちらのハガキが届いた場合は申出書に記入したクレジットカードが「有効期限切れ」や「限度額超過」といった理由で使用できないということになります。
原因がわからない時はクレジットカード会社に問い合わせるか、別のクレジットカードで再度の申し込みが必要。
立替納付日
立替納付日(クレジット会社があなたに替わって保険料を納める日)は保険料の納付方法によって以下の通り異なります。
立替納付日 | 保険料額 | 割引額 | |
---|---|---|---|
毎月納付 | 当月末日 | 16,540円 | なし |
半年前納(4~9月分) | 4月末日 | 98,430円 | 800円 |
半年前納(10~翌年3月分) | 10月末日 | 98,430円 | 810円 |
1年前納(4~翌年3月分) | 4月末日 | 194,960円 | 3,520円 |
2年前納(4~翌々年3月分) | 4月末日 | 383,210円 | 14,590円 |
※保険料額は2020年度の額。
この立替納付日においてクレジットカードの利用可能残高が保険料額以上ないといけないということになります。
クレジット会社が立て替えた保険料をあなたの口座から引き落とす日は各クレジット会社により異なります。
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利用残高不足で立替納付ができなかった場合
クレジットカードの利用可能残高が不足していて立替納付ができなかった場合の納付方法は以下の通りです。
①毎月納付の場合
立替不能月分の納付書が翌月の中旬頃に届くので現金で納付。翌月分以降は引き続きクレジットカード払い。
②半年前納の場合
4月分(もしくは10月分)の納付書が翌月中旬頃に届き現金納付。次の半年前納開始月(10月/4月)まで毎月クレジットカード払い。
③1年前納の場合
4月分の納付書が5月中旬頃に届くので現金納付。5月分~翌年3月分までは毎月クレジット払い。翌年4月分から再び1年前納となる。
④2年前納の場合
4月分の納付書が5月中旬頃に届くので現金納付。5月分~翌年3月分までは毎月クレジット払い。翌年4月分から再び2年前納となる。
クレジットカード払いをやめたい時
クレジットカード払いをやめたい時は「国民年金保険料クレジットカード納付辞退申出書」を住所地管轄の年金事務所に提出します。
まとめ
新しくクレジットカードを作るのに抵抗がある方は、今持っているクレジットカードの中でポイント還元がある物を使うことになります。
その時は事前に国民年金保険料の支払いで「ポイントが付くのか」、「付く場合は還元率が何%なのか」、「手数料はかかるのか」などの詳細をクレジットカード会社に問い合わせしておいた方がいいでしょう。