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国民年金保険料を払わないと自分にとってデメリットとなるのはどんな事?

みなさんこんにちは! けんたろうです。
最近よく耳にするのが「どうせ自分の老後には年金なんてもらえないんだから保険料を払わない」という考え。本当にそれが正しいことなのでしょうか?じっくり考えてみましょう!

目次

年金保険料は払わない方がいいのか?

日本年金機構は度々不祥事や年金未払いのミスをおかしてメディアでもよく取り上げられます。

その度に国民は不信感をつのらせて「もう年金は払わない」という考えに傾いていきます。

でも本当に年金保険料を納めずに自分で貯金や運用をした方がいいのでしょうか?

ではここで保険料の支払い額と将来受け取る年金受給額について、分かりやすく国民年金を例に計算してみます。

20歳~60歳の40年間で納める国民年金は16,500円×480か月=7,920,000円

この場合65歳から受け取りが始まる老齢基礎年金は年間で780,000円ほど。

ということは10年間ねんきんを受け取れば納付した保険料以上のお金をもらうことができる計算になります。

要するに75歳より長生きをすればいいということですね!

そして、何よりも勘違いしてほしくないのが「公的年金は積み立てではなく保険」ということです。

どういうことかと言うと、例えば交通事故や病気で障害を持つことになった時には障害年金を受け取ることができる場合があります。

障害基礎年金は1級が年間975,000円ほどで2級なら年間780,000円ほど支給されます。

18歳未満の子供がいれば2人目までは1人につき224,000円ほどの加算金が付きます。
(3人目からは月75,000円ほど)

でも年金保険料を納めていないと障害年金を請求することすらできない可能性が出てきます。

また不幸にして一家の大黒柱である夫が若くして死亡した場合は会社勤めをしていれば遺族厚生年金が妻に対して支払われます。

18歳未満の子供がいれば遺族基礎年金と子の加算金も一緒に支払われます。

ちゃんと年金保険料を納めていれば、まさかの時に大きな助けになるような仕組みなんですね!

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忘れてはいけないこと

そもそも今の日本は「国民皆保険」の考えに基づき、20歳~60歳の間は国民年金厚生年金共済年金のいずれかの年金制度に加入して保険料を納める義務があります。

これは法律で定められているので、日本国内に住民票があるかぎり逃れることはできません。

保険料を納めずに長く放置しておくと「差し押さえ」というペナルティもしっかりと用意されています。

厚生年金と共済年金は給料から天引きされるので、それこそ逃れようがありません。

まとめ

年金保険料を納めないということは自分の首を絞めることになりかねないということが分かっていただけたでしょうか。

ただし月16,500円の国民年金保険料は高いので、皆が納めることができる訳ではありません。

そういった場合は免除申請手続きをすべきです!

免除が認められれば年金保険料未納の扱いにはならないので、いざという時には障害年金遺族年金を請求することができます。

老後の生活資金、少しでも多いにこしたことはないですよね!

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