将来自分がもらえる年金額を知るには4つの方法があります!

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みなさんこんにちは! けんたろうです。
今回は将来受け取ることができる年金額を知る方法についてお話いたします。

自分が受け取れる年金額の見込み額を知る方法

1.現在50歳未満の人

2021年現在、50歳未満の人は年金の受け取り開始が65歳なのでまだ15年以上あります。

だから将来の年金額が現在の見込み額と大きく変わることが考えられます。

そのため、年金事務所に聞きに行っても見込み額試算を出すことができません。

また毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」にもこれまでの加入(納付)実績に応じた年金額しか載ってきません。

50歳未満の人が唯一将来の年金見込み額を試算する方法が「ねんきんネット」を活用する方法です。

パソコンを使うおじさんのイラスト

「ねんきんネット」にユーザー登録すれば、60歳まで現在の納付状況が続くと仮定しての「かんたん試算」や今後の職業や報酬額、加入期間などを自分で設定して試算する「詳細な条件で試算」の機能を利用できます。

また年金をもらいながら働き続けた場合に得られる総収入額を試算することもできるので、将来の生活設計をたてる際に役立てることができます。

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2.現在50歳以上の人

現在50歳以上の人は将来の年金見込み額を知る方法として以下の4つの方法があります。

①ねんきん定期便

「ねんきん定期便」には現在の加入(納付)状況が60歳まで続くと仮定して算出された年金見込み額が記載されています。

①は老齢基礎年金(国民年金のこと)の年額、②は老齢厚生年金の報酬比例額(企業年金基金の代行部分を含む)

③は経過的加算額(簡単に言えば20歳より前に厚生年金に加入していた時の基礎年金に該当する分)

④は①+②+③の合計金額で、この金額を12で割れば1月あたりの年金支給額が算出できます。

公務員共済に加入していた期間があれば③~④の間にその金額が記載されます。

また⑤の欄に年齢と金額が記載されている人は生年月日が昭和36年4月1日(女性は昭和41年4月1日)までの人で、なおかつ厚生年金の加入が1年以上ある人。

対象の人は⑤に記載された年齢から「特別支給の老齢厚生年金」を65歳まで受け取ることができます。

「ねんきん定期便」に記載されている年金見込み額は現在の加入(納付)状況が60歳まで続くと仮定して算出されたものなので、60歳~65歳までの間に年金保険料の納付があればその分65歳からの受取年金額も増えます。

②ねんきんネット

50歳未満の人と同じように、「ねんきんネット」にユーザー登録することで60歳まで現在の納付状況が続くと仮定しての「かんたん試算」や今後の職業や報酬額、加入期間などを自分で設定して試算する「詳細な条件で試算」の機能を利用できます。

また年金をもらいながら働き続けた場合に得られる総収入額を試算することもできるので、将来の生活設計をたてる際に役立てることができます。

3.年金事務所で見込み額試算をしてもらう

各地区を管轄している年金事務所の窓口では将来の年金額を試算したり、繰上げ請求または繰下げ請求した場合などの個別の試算をすることができます。

※50歳未満の人は試算できません。

本人が行って相談するのが原則ですが、委任状があれば代理の人でも相談できます。

いきなり行くと凄く待たされるか「予約を取って後日来てください」と言われる可能性があるので、できるだけ予約を入れてから行きましょう!

予約は「各地区の年金事務所」か「ねんきんダイヤル」で取ることができます。

また年金事務所に行く時は顔写真付きの身分証明書自分の基礎年金番号が分かる物が必要です。

4.ねんきんダイヤルに見込み額試算を送ってもらう

50歳以上で年金受給要件(10年以上納付)を満たしている人であれば「ねんきんダイヤル」に電話して見込み額試算の送付を依頼できます。

見込み額試算が届くのに概ね3~4週間は掛かりますが、本人以外からの電話でも受け付けしてくれます。

試算条件は「ねんきん定期便」と同じく、現在の加入(納付)状況が60歳まで続くと仮定して算出された年金見込み額となります。

ただし、「企業年金基金の代行部分」の金額や「加給年金」「振替加算」の金額は載ってきません。

まとめ

色々なパターンで見込み額を算出するなら「ねんきんネット」を活用するのがおすすめです!

「パソコンは苦手!」という人は年金事務所の窓口で相談するのがいいでしょう。

見込み額試算を見ると「こんなに少ないのか!」と感じる人が多いと思います。

生涯働き続けなければ普通の生活を送るのも大変な世の中になりました。

そう考えると年金見込み額を早めに確認し、将来の生活設計を立てるのは非常に大切なことなのでしょう。

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